PXE Boot で起動するためには、PC が PXE Boot に対応してなくてはなりません。
また、BIOS で PXE Boot を有効にし、Boot 順番を PXE Boot を最優先に変更しておきましょう。
netboot インストーラを,tftpdが使用するディレクトリに配置します。
Ubuntu 11.04 amd64 版のインストーラは以下のアドレスから取得できます。
http://archive.ubuntu.com/ubuntu/dists/natty/main/installer-amd64/current/images/netboot/netboot.tar.gz
netboot.tar.gz をtftpサーバのルートディレクトリに展開します。
続いて、tftp サーバの設定を実施します。
今回は、Windows XP で、tftpd32 を使用しました。
tftpd32 standard edition (installer) を下記からダウンロードします。
http://tftpd32.jounin.net/tftpd32_download.html
tftpd32 を起動したら、tftp サーバのルートディレクトリを設定します。
tftpd32 ウィンドウ下部の [Settings] をクリックし、[TFTP] タブ を選択します。
[Base Directory] に netboot.tar.gz を展開したディレクトリ [ftpboot] を指定します。
また、[PXE Compatibility] のチェックを ON にします。
tftpd32 は、DHCP サーバにもなります。
続いて DHCP サーバの設定をします。
[DHCP] タブで、[Boot File] に [pxelinux.0] を指定する。
[IP pool starting address] に、割り当てる最初のアドレス、
[Size of pool] に割り当てる最大数、
[WINS/DNS Server] に DNS サーバを、
[Default router] にデフォルト ゲートウェイ、
[Mask] にネットマスクを指定します。
我が家では、Cisco ルータを DHCP サーバにしていたので、Cisco ルータの DHCP サーバ機能を停止します。
更に、PXE Bot するサーバと DHCP/TFTP サーバのセグメントが違うので、Cisco ルータで DHCP リレーの設定を実施します。
tar.gz ファイルを展開 (tar xvzf netboot.tar.gz)すると、ショートカット (シンボリック リンク) が存在します。
pxelinux.0 -> ubuntu-installer/amd64/pxelinux.0
pxelinux.cfg -> ubuntu-installer/amd64/pxelinux.cfg
pxelinux.cfg/default -> ../boot-screens/syslinux.cfg
Windows では認識しないので、以下のように対処する。
以下のようにファイルをコピー、リネームして対処する。
ubuntu-installer/amd64/* を [tftpboot] にコピー
boot-screens\syslinux.cfg を pxelinux.cfg/default としてコピーする。
(作成中...)
参考
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