2009年9月19日土曜日

GNS3 の初期設定

GNS3 のインストールは、こちら を参照してください。

ここでは、Ubuntu で GNS3 / Dynampis をインストールした場合で説明しています。
私は、ターミナルコマンドとして GNU Screen を利用しています。仮想ルータのコンソールの切り替えが容易なので、Linux で GNS3 を利用するなら、非常にお勧めです。
Ubuntu にローカルにログインして、X 上で 端末を立ち上げるか、リモートから ssh で -X オプション (X11 フォワーディング) で接続します。私は、Windows 端末で、Cygwin/X を動かし、Cygwin の ssh を使用して -X オプション付きで Ubuntu にログインしています。

Ubuntu にログインしたら、GNU Screen の設定ファイル (~/.screenrc) を作成します。この設定ファイルにより、下段にタイトルが表示されます。また、screen のコマンドキーが、既定値の [Ctrl] + [A] から、[Ctrl] + [T] に変更されます。[Ctrl] + [A] は、シスコルータでも行頭に移動するキーバインドなので、あまり使用しない [Ctrl] + [T] に変更するのがお勧めです。

  1. 必要があれば、GNU Screen をインストールします。

    $ sudo apt-get intstall screen

  2. GNU Screen の設定ファイル "~/.screenrc" を作成 します。

    $ cat >~/.screenrc <<'EOF'
    escape ^Tt
    startup_message off
    defscrollback 1000
    hardstatus alwayslastline "%w"
    EOF

  3. GNU Screen の設定ファイルを作成したら、"screen" コマンドで screen を起動します。

    $ screen

  4. GNS3 を起動するには、"/usr/local/bin/gns3" を実行します。"/usr/local/bin" にパスを通しておいてください。

    $ gns3 &


  5. GNS3 の初回起動時 (~/.gns3/gns3.ini が無い場合) には、Setup Wizard が起動します。[OK] をクリックして、Setup Wizard を終了します。

  6. GNS3 のメニューの Edit > Preferences... で設定を起動し、General > Genral Settings > Language を日本語 (jp) に変更します。これ以降、メニューが日本語化されます。

  7. GNS3 のメニュー [編集]-[設定...]-[一般設定]-[General Settings]-[ターミナルコマンド]: screen -t %d telnet %h %p >/dev/null 2>&1

(作成中...)


1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

参考にさせて頂きました。

と言うか、コピペしながら、インストールさせて頂きました。

大変助かりました。
ありがとうございます。