ServersMan@VPS の初期設定をします。
ログイン ユーザの環境設定
初期状態では、LANG 環境変数が日本語になっておらず、日本語メッセージが表示されるコマンドでも英語表示になります。
[追加]
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export LANG=ja_JP.UTF-8
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~/.bashrc を変更後、再度ログインします。
ssh クライアントの文字コード設定が UTF-8 になっていないと文字化けします。
英語メッセージにもどしたいときは、
LANG=C
と入力した後、コマンドを実行すればOKです。
NTP (時刻同期) について
サーバの時刻は何もしないとすぐにずれてきてしまいます。
ntpdate を cron で定期的に実行するか ntpd を動かすのが普通です。
ServersMan@VPS では、VPS サーバで時刻同期する必要はなさそうでした。
私の VPS サーバでは正確な時刻を示しています。
DNS サーバ
DNS サーバの設定をして、ドメイン名で VPS サーバにアクセスできるようにしましょう。
ドメインを取得して、VPS サーバで Bind を動作させるのが一番良いと思いますが、ドメインの取得には費用が別途必要になります。
そこで、無料で使用できる Dynamic DNS を利用するのが良いかと思います。
Dynamic DNS でカバーできるのは正引きだけです。逆引きはカバーできないです。
ドメインを持っていないと、ServersMan@VPS では逆引き設定ができないようです。
Dynamic DNS で、私のお勧めは yi.org です。
管理画面が重いのが欠点です。画面の遷移が遅いのは我慢です。
yi.org のサブドメインを登録でき、
A レコードのみでなく、MX、AAAA レコードの登録もできます。
ServersMan@VPS は、IPv4 及び IPv6 の固定アドレスが手に入るので、早速 A、AAAA レコードを登録して、ドメイン名でアクセスしてみましょう。
Web サイトのトップ画面を作成します。
$ sudo vi /var/www/html/index.html
[新規作成]
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<html>
<head><title>○○.yi.org</title></head>
<body>
<h1>Welcome to ○○.yi.org</h1>
</body>
</html>
---- ---- ---- ----
ブラウザで、http://○○.yi.org にアクセスして確認してみましょう。
なお、クライアントの OS で IPv6 が有効なのに、IPv6 でインターネットにアクセスできるようになっていないと、接続に時間がかかるかもしれません。
これは、AAAA レコードが解決できると、まず IPv6 での接続を試し、タイムアウト後、IPv4 でのアクセスに切り替る実装になっているからです。
参考
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