2010年10月14日木曜日

ServersMan@VPS を申し込む

ServersMan@VPS とは


ServersMan@VPS とは、仮想専用サーバーサービスです。
サーバ構築、運用を勉強する人にはぴったりのサービスだと思います。
なんと初期費用0円、月額490円という超激安価格です。
この価格でスペックは、メモリ 512MB、HDD 10GB、IPv4×1、IPv6×1 です。
自宅に常時稼動するPCを用意することと比較して、手軽に準備でき、
コストも十分納得できるレベルだと思います。
root 権限で触ることができる CentOS5 が手に入ります。
IPv4 と IPv6 固定アドレス1つずつ手に入ります。
これから IPv6 を試してみることが増えてくると思います。
今から、IPv6 が使える環境を手に入れる意義は大きいと思います。
値段により3つのプランがありますが、勉強用途には Entry プランが最適でしょう。

注意点としては、スワップが使えないこと。

仮想化技術として、Open VZベースの「SiLK VM」というものを使っているらしいです。

VMware や Xen よりも動作させられる環境数が多いようで、これが低価格の秘密かもしれません。

ただ、スワップが使えないことが欠点です。メモリを使用すぎないように注意しましょう。





ServersMan@VPS を申し込む


申し込みは、こちら (http://dream.jp/vps/) からです。
申し込んですぐに使えるようになります。
申し込むときに最初からインストールされているアプリケーションを選択するために、
パッケージを選択できます。
勉強用途には、インストールから試せる「シンプルセット」が良いでしょう。



申し込んで10分程度したら、ServersMan のコントロールパネルにログインして ServersMan を有効にします。
こちら (http://dream.jp/vps/manual/mnl_file_updown.html) に書いてある手順に従って実施します。
ServersMan とは、VPS サーバを CloudDisk として動作させるアプリケーションで、ブラウザを使ってファイルのアップロード・ダウンロードができます。
VPS サーバの /var/serversman/htdocs/MyStorage/ にファイルをアップロードできます。




root 権限で VPS サーバにログインする


こちら (http://dream.jp/vps/manual/mnl_root_login.html) を参考に、ssh で root ログインします。
こちら (http://dream.jp/vps/manual/mnl_security.html) を参考に、ssh での root 権限でのログインを禁止しておきましょう。


root パスワードを初期値から変更しておきます。
また、リモートで作業するときは、セッションが切断されても再接続できるように screen コマンドを使うと良いです。


# passwd


一般ユーザ (ここでは nonsugar) を作成し、パスワードを設定します。

# useradd -G wheel nonsugar

# passwd nonsugar



wheel グループに所属するユーザが sudo できるように設定します。

# visudo



[以下の行のコメントを外す]

---- ---- ---- ----


%wheel ALL=(ALL) ALL

---- ---- ---- ----



ssh で一般ユーザでログインします。
root で ssh ログインできないようにします。



$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config




[変更]

---- ---- ---- ----

#PermitRootLogin yes

PermitRootLogin no

---- ---- ---- ----




$ sudo /etc/init.d/sshd restart



パッケージを最新の状態にアップデートしておきます。
セキュリティを維持するために定期的に yum update を実施しましょう。


$ sudo yum update




参考

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