2010年3月13日土曜日

Windows の NTP 設定

ドメイン環境では、フォレスト ルート ドメインの PDC 操作マスタがドメイン全体の時刻同期のトップになっています。
フォレスト ルート ドメインの PDC 操作マスタは、外部の NTP サーバに同期するように設定します。

コマンドは、Windows Server 2003 R2 および Windows Server 2008 R2 で確認しています。


NTP サーバを ntp.jst.mfeed.ad.jp に設定

フォレスト ルート ドメインの PDC 操作マスタで、外部の NTP サーバに同期させる設定を行います。

w32tm /config /update /manualpeerlist:ntp.jst.mfeed.ad.jp,0x8 /syncfromflags:MANUAL
w32tm /resync


時刻サーバに即時同期させる

C:\>w32tm /resync
再同期コマンドをローカル コンピューターに送信しています
コマンドは正しく完了しました。
同期させた後、イベントビューアのシステム ログでイベント ソース = Time-Service or W32Time を確認します。


他の NTP サーバとの時間差の確認

ドメインに参加している場合は、ドメイン コントローラとの時間差を確認できます。
C:\>w32tm /monitor
win2003-11.white.color.local *** PDC ***[172.16.211.33:123]:
ICMP: 0ms 遅延
NTP: +0.0000000s win2003-11.white.color.local の時刻からのオフセット
RefID: ntp1.jst.mfeed.ad.jp [210.173.160.27]
階層: 3
WIN2008-11.white.color.local[[::1]:123]:
ICMP: 0ms 遅延
NTP: +0.0008675s win2003-11.white.color.local の時刻からのオフセット
RefID: win2003-11.white.color.local [172.16.211.33]
階層: 4

警告:
逆名前解決が最適な方法です。タイム パケット内の
RefID フィールドは NTP 実装間で異なっており、IP
アドレスを使用していない場合があるため、名前が正しくない可能性があります。
警告:
逆名前解決が最適な方法です。タイム パケット内の
RefID フィールドは NTP 実装間で異なっており、IP
アドレスを使用していない場合があるため、名前が正しくない可能性があります。

NTP サーバを指定して、時間差を確認できます。

C:\>w32tm /monitor /computers:ntp1.jst.mfeed.ad.jp,ntp2.jst.mfeed.ad.jp,ntp3.jst
.mfeed.ad.jp
ntp1.jst.mfeed.ad.jp[210.173.160.27:123]:
ICMP: 32ms 遅延
NTP: +0.0554699s ローカル コンピューターの時刻からのオフセット
RefID: fs-monntp2.mfeed.ad.jp [210.173.160.86]
階層: 2
ntp2.jst.mfeed.ad.jp[210.173.160.57:123]:
ICMP: 33ms 遅延
NTP: +0.0581236s ローカル コンピューターの時刻からのオフセット
RefID: fs-monntp1.mfeed.ad.jp [210.173.160.56]
階層: 2
ntp3.jst.mfeed.ad.jp[210.173.160.87:123]:
ICMP: 33ms 遅延
NTP: +0.0566623s ローカル コンピューターの時刻からのオフセット
RefID: utc3.nict.go.jp [133.243.236.18]
階層: 2

警告:
逆名前解決が最適な方法です。タイム パケット内の
RefID フィールドは NTP 実装間で異なっており、IP
アドレスを使用していない場合があるため、名前が正しくない可能性があります。


参考

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