2009年10月4日日曜日

Ubuntu で HandBrake を使ってみる

概要

購入した DVD は PC で観ているのですが、DVD をドライブで入れ替えるのが面倒なので、
ファイルとして保存したくなった。
HandBrake というソフトが良さそうなので早速使ってみた。
HandBrake は、DVD からのリッピング& MPEG-4 へのエンコーディングをするアプリケーションです。

Windows の日本語版なら、ここ からダウンロードできる。
今回、ダウンロードしたのは、handbrake093jp-b1.zip です。
こちら を参考にすれば、簡単でした。


Ubuntu 9.04 (amd64) でのインストール

メインのマシンは、Ubuntu 9.04 (amd64) を使っているので、Ubuntu で試してみた。
ここ から Ubuntu 9.04 - GUI Download (64bit) からダウンロードして、インストールする。

$ wget http://handbrake.fr/rotation.php?file=HandBrake-0.9.3-Ubuntu_GUI_amd64.deb
$ sudo dpkg -i HandBrake-0.9.3-Ubuntu_GUI_amd64.deb
市販の DVD-Video は、CSS という暗号化がされているらしく、これを解除するための libdvdcss2 というライブラリのインストールが必要です。
$ sudo /usr/share/doc/libdvdread4/install-css.sh


Ubuntu 9.10 (amd64) でのインストール

2009/12/02 追記

Ubuntu 9.10 にアップグレードしたので、HandBrake も対応するものにアップグレードしました。
$ wget http://handbrake.fr/rotation.php?file=HandBrake-0.9.4-Ubuntu_GUI_x86_64.deb
$ sudo dpkg -r handbrake
$ sudo dpkg -i HandBrake-0.9.4-Ubuntu_GUI_x86_64.deb


HandBrake の使用方法

  1. GNOME のメニューから、[アプリケーション] > [サウンドとビデオ] > [HandBrake] (/usr/bin/ghb) で起動します。
  2. [Source] ボタンをクリックして、ソースを選択します。ソースは、DVD Drive (/dev/sr0 など) か、予めファイルとして抽出した ISO ファイルまたは VIDEO_TS フォルダを選択します。ISO ファイルの抽出は、デスクトップの DVD-ROM アイコンを右クリックし、[コピー...] を選択して、Brasero でできます。
  3. Destination を選択して、出力ファイル名を決定します。
  4. Presets から、Basic > Normal を選択します。
    Container: MP4、Video codec: H.264、Audio codec: AAC となります。
  5. Chapters タブで、Chapter Title を入力します。
    なお、チャプタを認識できるプレイヤーは、VLC メディアプレイヤーです。QuickTime Player は、拡張子を m4v にすればチャプタを使えます。
  6. [Start] ボタンを押して、エンコーディングを開始します。


参考

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