2009年10月4日日曜日

rsync を使って NAS (Samba) にバックアップをする

PC を使っていて怖いのは、データの紛失です。
我が家では、I-O DATA の LAN DISK を NAS として使って、バックアップをしています。
今使っているは、古くなってしまったのですが、Wake On Lan に対応しているのが嬉しい。

Windows Vista から NAS へバックアップするときは、robocopy を使っています。これで、差分バックアップが可能です。

Ubuntu から、LAN DISK へバックアップする場合は、LAN DISK で使われている Samba のバージョンが古いからか、ファイル名の文字化けに悩まされました。

そこで、 /etc/samba.conf に以下の設定をしました。
[global]
dos charset = CP932
unix charset = UTF8
display charset = UTF8
cifs でマウントして、文字化けが解消されれば良かったのですが、失敗しました。
そこで、GNOME の [場所] > [サーバへ接続...] で LAN DISK へ接続し、ホームディレクトリの下にできる "~/.gvfs/nonsugar@landisk/" というマウントポイントに rsync でバックアップすることにしました。(※ nonsugar は、接続に使用したユーザ名)

rsyc でバックアップ先のファイルの更新日時を変更するときに、エラーが出て失敗したので、時間を保持するのをやめることとしました。それに伴い、時間でファイルの変更チェックを行うのを停止 (-t オプションを削除) し、サイズのみで比較 (--size-only オプションを追加) させることとしました。
rsync -r -v --delete --size-only \
"/home/nonsugar/bin/" \
"/home/nonsugar/.gvfs/nonsugar@landisk/backup/nonsugar/bin/" \
2>&1 | tee -a "$LOGFILE"
なお、オプションを検討するのに、grsync を使うと GUI で簡単にできます。

参考

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