tclsh で ping

Cisco IOS に tcl スクリプトが使える機能がある。私は、tcl が分からないので、自由に使いこなせない。

CCIE ラボ試験やその演習で各ルータのインタフェースへの疎通確認を何度も行う必要があるのだが、

foreach ループで ping を繰り返すテクニックはよく知られているようだ。

IEWB-RS の演習でさっそく試してみた。

1. 各ルータ、スイッチで、"sh ip int b | e unass" を実行して、インタフェースに割り当てられた IP アドレスをコピーし、メモ帳に貼り付ける。
2. 以下のように編集して、インタフェース名と IP アドレスを foreach ループで囲う。
   

   tclsh
   foreach D {
   ----R1
   FastEthernet0/0 10.1.1.1
   Serial1/0 10.1.2.1
   Loopback0 10.1.3.1
   ----R2
   FastEthernet0/0 10.2.1.2
   Serial1/0 10.2.2.2
   Loopback0 10.2.3.2
   } { if { [ regexp {^\d} $D ] } {
   ping $D re 2 } else { puts "$D\n" } }
   tclquit

3. これを、貼り付けて実行すれば OK。
   ※ 実際には、tclsh だけ先に入力しておかないと、入力が早すぎてエラーになってしまった。

参考

• Cisco IOS Network Management Configuration Guide, Release 12.4T - Cisco IOS Scripting with Tcl [Cisco IOS Software Releases 12.4 T] - Cisco Systems
• Using TCL and Macro Ping Scripts for CCIE Lab Reachability Testing - CCIE Blog
• Simple Tcl Script Ping Test « CCIE Pursuit Blog
• TCL'ing Your Cisco Router
• tclshを用いてテキストを保存 | あああああ