CCNP で SDM (Cisco Router and Security Device Manager) が出題されるので、実際触ってみたいという方も多いでしょう。今回は GNS3 で SDM を使ってみた。
環境
- ホスト OS: Ubuntu 9.04 (amd64)
- GNS3: 0.6.1
- Dynamips: 0.2.8-RC2-amd64
- KVM (仮想マシン) ゲスト OS: Windows XP Professional SP3
- JRE: 1.6.0_03 (http://java.sun.com/products/archive/ から、ダウンロードする。)
- SDM: SDM 2.5 (English)
手順
- Cisco (http://www.cisco.com/pcgi-bin/tablebuild.pl/sdm) から、SDM のインストーラとリリースノートをダウンロードする。
- リリースノートを読んで、使用条件を満たしているか確認する。
- gns3 を起動して、仮想ルータと雲 (Cloud) を配置、接続する。
雲 (Cloud) で「NIO イーサネット」を使用するには、root 権限が必要となる。
(gksudo -g gns3 & として起動) - 仮想ルータのインタフェースに IP アドレスを割り当て、PC (私の場合、仮想マシン) から PING できることを確認する。
- PC に JRE をインストールする。リリースノートを読んで対応するバージョンをインストールすること。JRE 1.6.0_13 では動作しませんでした。複数のバージョンの JRE がインストールされている場合は、コントロールパネル > Java から、Java コントロールパネルを起動。Java タブの Java アプレットのランタイム設定でバージョンを選択できる。
- Cisco からダウンロードした SDM (SDM-V25.zip) を展開、展開したフォルダ内の Help.htm に従ってルータを設定する。
- 展開したフォルダ内の setup.exe を実行する。
- Install Options: Select where you want to install Cisco SDM.
インストール先を選択する。ルータのフラッシュに空きが十分ある場合は、[Cisco Router] を、無ければ [This Computer] を選択すればよい。 - Router Authentication: Enter router authentication Information.
ルータの IP アドレスとユーザ名、パスワードを入力する。 - Flash installation options: Select the type of installation for Cisco SDM
[Typical] を選択すればよい。 - Select Cisco SDM Components
規定値でよい。 - SDM インストール終了後、IE で、[https://<ルータの IP アドレス>/] へアクセスする。
* IE、JRE から証明書に関する警告が表示されるので許可する。
* IE のポップアップ ブロックは無効にする。
* IE、JRE からの認証ダイアログにユーザ名、パスワードを入力する。
* Windows ファイアウォールの警告が表示されたら、ブロックを解除する。
参考
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