最初は、Debian をインストールするつもりだったのだが、蟹さんチップの NIC を中途半端に認識し、通信ができず。その後、Vista からブートするものの、通信ができない状態が改善されず。ハードの初期不良かと焦ったが、電源を完全に切ってから立ち上げなおしたら直った。(^^)
インストールは、CD を焼いて行うのが簡単なのだが、CD-R を用意するのが面倒だったので、ハードディスクからブートし、ネットワーク経由でインストールすることとする。
Vista の NTFS パーティションからブートするため、GRUB4DOS を使うこととする。
grub4dos-0.4.3.zip をダウンロードし、展開、C ドライブ直下に以下のファイルを配置する。
- grldr
- grldr.mbr
- menu.lst
C:\>bcdedit /create /d "GRUB for DOS" /application bootsectorエントリ {4a7215cc-d57e-11dd-8fbd-0023545e5edd} は正常に作成されました。C:\>set id={4a7215cc-d57e-11dd-8fbd-0023545e5edd}C:\>bcdedit /set %id% device bootこの操作を正しく終了しました。C:\>bcdedit /set %id% path \grldr.mbrこの操作を正しく終了しました。C:\>bcdedit /displayorder %id% /addlastこの操作を正しく終了しました。
※ set id に代入する値は、bcdedit /create コマンドの実際の結果を使うこと。
C:\menu.lst を編集して、以下のエントリを追加する。
title New Installkernel (hd0,0)/newinstall/linuxinitrd (hd0,0)/newinstall/initrd.gz
※ (hd0,0) は、Disk: 0 Partition: 1 が、C ドライブ (NTFS) である場合の設定
[ファイル名を指定して実行]-[sysdm.cpl] (システムのプロパティ) -[詳細設定]-[起動と回復]-[起動システム]-[■ オペレーティング システムの一覧を表示する時間] にチェックを入れ、適当な時間にする。(私は、5秒にした。)
Ubuntu 1.10 (amd64) のインストール
- 再起動して、Vista の bootmgr で、「GRUB for DOS」を選択し、GRUB4DOS のメニューで、「New Install」を選択する。Ubuntu のインストーラが起動する。
- Choose language: Japanese - 日本語
- Detect keyboard layout?: <いいえ>
- Origin of the keyboard?: Japan
- Keyboard layout: Japan
- Method for toggling between national and Latin mode: Alt+Shift
- ホスト名: (任意)
- Ubuntu アーカイブミラーの国: 日本
- Ubuntu アーカイブミラー: (デフォルト)
- HTTP プロキシの情報: (空白)
- パーティショニングの方法: 手動 (下記のパーティション構成を参照。スワップパーティションは作成しない。)
- 新しいユーザの本名 (フルネーム): (任意)
- あなたのアカウントのユーザ名: (任意)
- 新しいユーザのパスワードを選んでください: (任意)
- Set up an encrypted private directory?: <いいえ>
- How do you want to manage upgrades on system?: No automatic updates
- インストールするソフトウェアの選択: (OepnSSH server と Ubuntu desktop を選択)
# ソフトウェアのインストールは大変時間がかかります。進捗バーが進まず心配になりますが、[Alt]+[F4] でログを確認できます。[Alt]+[F1] で元の画面に戻りましょう。 - マスターブート レコードに GRUB ブートローダをインストールしますか?: <いいえ>, /dev/sdb
# 2番目のハードディスクの MBR (/dev/sdb) に GRUB ブートローダをインストールすることとします。 - インストールの完了: <続ける>
パーティション構成
パーティション構成は以下のようにすることとする。
- (hd0) sda の MBR: Vista の bootmgr を起動
- (hd0,0) sda1: NTFS, 500GB, Vista の C ドライブ
- (hd0,1) sda2: EXT3, 500GB, Ubuntu の /mnt/sda2 にマウント
- (hd1) sdb の MBR: Ubuntu の Grub
- (hd0,0) sdb1: NTFS, 500GB, Vista の D ドライブ
- (hd0,1) sdb2: EXT3, 500GB, Ubuntu の / にマウント
GRUB4DOS から、Ubuntu、Vista の bootmgr を起動するために、menu.lst を編集する。
color black/cyan yellow/cyan
timeout 5
default 0
title Ubuntu 8.10 "Intrepid Ibex" For amd64
rootnoverify (hd1)
chainloader +1
title Microsoft Windows Vista
rootnoverify (hd0,0)
makeactive
chainloader +1
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