リソースの節約になるので、検証環境でドメイン コントローラとして使うにはいいかもしれません。
インストール・設定
- 「インストールするオペレーティング システムを選択してください」で [Windows Server 2008 R2 Standard (Server Core インストール)] を選択する。
- インストール後、Administrator のパスワードを設定する。
- コンピュータ名を設定 (sconfig でも可能)
>netdom renamecomputer %computername% /newname:ServerCore
>shutdown /r /t 0 (再起動)
>hostname (確認) - ネットワーク設定 (sconfig でも可能)
>netsh int ipv4 sh int (「ローカル エリア接続」のIndex を調べる。ここでは 3)
>nstsh int ipv4 set addr 3 static addr=192.168.0.2/24 gate=192.168.0.1
>netsh int ipv4 set dns 3 static 192.168.0.1
>ipconfig /all (確認) - ライセンス認証
>cscript "%SystemRoot%\System32\slmgr.vbs -ato (ライセンス認証)
>cscript "%SystemRoot%\System32\slmgr.vbs -ipk プロダクトキー (プロダクトキーの入力が必要な場合。評価版の場合は必要なし)
>cscript "%SystemRoot%\System32\slmgr.vbs -dli (オプションは -dli か -dlv で確認) - Windows Update を「自動インストール」に設定 (sconfig でも可能)
>cscript "%SystemRoot%\System32\scregedit.wsf" /au 4
sconfig (2008 R2 Server Core のみ)
- コマンド プロンプトから sconfig を起動する。
>sconfig - コンピュータ名 (再起動あり)
- ドメイン/ワークグループ
- ネットワーク設定
- 日付と時刻
- Windows Updateの設定
- 更新プログラムのダウンロードとインストール
- リモート管理の構成
- MMC リモート管理を許可する
- Windows PowerShell を有効にする (再起動あり)
- サーバー マネージャーのリモート管理を許可する
- Windows ファイアウォールの設定を表示する
- リモート デスクトップ
- フルインストールのサーバで dcpromo を実施し、[設定のエクスポート...] をクリックして、応答ファイルを作成する。
- 以下は、新規のフォレストを作成し、ドメイン RIOT (riot.localdomain) を新規作成した例です。
[DCInstall]
ReplicaOrNewDomain=Domain
NewDomain=Forest
NewDomainDNSName=riot.localdomain
ForestLevel=2
DomainNetbiosName=RIOT
DomainLevel=2
InstallDNS=Yes
ConfirmGc=Yes
CreateDNSDelegation=No
DatabasePath="C:\Windows\NTDS"
LogPath="C:\Windows\NTDS"
SYSVOLPath="C:\Windows\SYSVOL"
fileSafeModeAdminPassword= - 作成された応答ファイルは、"SafeModeADminPassword" がセットされていないため、メモ帳で編集する。
- dcpromo を使って、ドメイン コントローラに昇格する。
>dcpromo /unattend:unattend_file.txt
TIPS
- ログオフ
>logoff - シャットダウン
>shutdown /s /t 0 - 再起動
>shutdown /r /t 0 - タスクマネージャの起動
[Ctrl] + [Shift] + [Esc] - コマンドプロンプトの起動
タスクマネージャを起動し、[ファイル] > [新しいタスクの実行...] に [cmd] を入力する。 - 役割またはオプションの機能のインストール状況の確認
>oclist
注意
- VMware Tools (VMware Tools64.msi) を試しにインストールしてみたが、キーボードからの入力を受け付けなくなることがあった。
参考
- 何ができる? 2008 R2 の新しい Server Core
- Windows Virtualization Team Blog : Windows Server 2008 R2 Core: Introducing SCONFIG.
- PaulDe's Blog : Hyper-V Server 2008 R2 とSCONFIG
- Windows Server 2008 Server Core インストール オプション
- Windows Server Core と IIS | はじめの一歩。多彩な学習コンテンツ | PHP on IIS
- 新機能「Server Core」を使う【第一回】
- メモ帳 : Server Core メモ
- Windows Server 2008ポイント技術解説 - 第3回 シンプルなOSの提供(Server Core)|Microsoft University|パソナテック(PASONA TECH)
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