2009年8月25日火曜日

BGP パスアトリビュート

  • Well known Mandatory: すべての BGP ルータで解釈できる。必ずルート情報に含まれる。
    ORIGIN, AS_PATH, NEXT_HOP
  • Well known Discretionary: すべての BGP ルータで解釈できる。ルート情報への付加は任意。
    LOCAL_PREFERENCE
  • Optional Transitive: 解釈できない BGP ルータもある。解釈できなくてもネイバーに伝搬。
    COMMUNITY
  • OPtional Non Transitive: 解釈できない BGP ルータもある。解釈できない場合は、ネイバーに伝搬しない。
    Multi Exit Discriminator (MED)
BGP bset path selection
  1. Weight (highest)
  2. Local-Preference (highest)
  3. Locally Originated
  4. AS-Path (shortest)
  5. Origin (IGP > EGP > ?)
  6. MED (lowest)
影響を与えるトラフィック
  1. Weight: Inbound に適用、Outbound のトラフィックに影響を与える
  2. Local-Preference: Inbound に適用、Outbound のトラフィックに影響を与える
  3. AS-Path: Outbound に適用、Inbound のトラフィックに影響を与える
  4. MED: Outbound に適用、Inbound のトラフィックに影響を与える
ORIGIN

BGP ルートの生成元: IGP (i), EGP (e), Incomplete (?)
  • IGP: network コマンド、aggregate-address コマンドから生成されたルート
  • EGP: Exterior Gateway Protocol から生成されたルート
  • Incomplete: IGP から BGP へ再配送されたルート
AS_PATH

AS 番号のリスト。EBGP ネイバーにアドバタイズするときに、自分の AS 番号をプリペンドする。

AS_PATH アトリビュートのタイプ
  • AS_SEQUENCE: 経由した AS の AS 番号
  • AS_SET: aggregate-address ~ as-set で使われる。 { ~ }
  • AS_CONFED_SEQUENCE: コンフェデレーションで使われる。
  • AS_CONFED_SET: コンフェデレーションで使われる。
NEXT_HOP

ルートのネクストホップを表す。生成直後は、0.0.0.0 か IGP のネクストホップになる。
EBGP でネイバーにアドバタイズするときに、自分の IP アドレスを NEXT_HOP にセットする。


参考

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