2009年4月11日土曜日

Ubuntu JeOS をインストールしてみる

JeOS (Just enough Operating System [ジュース]) とは、仮想アプライアンス向けのコンパクトな OS のことだそうです。

Ubuntu 8.10 Server Edition なら、JeOS としてインストールできる。
VMware Server 2.0 で試してみた。

(インストール)
  1. VMware で仮想マシンを作成する。メモリは、128MB 割り当てた。
  2. インストール時に、[F4] キーを押し、"Install a minimal virtual machine" を選択。
  3. 日本語は必要ないので、Choose language: C を選択。
  4. Choose a continent or rigon: Asia, Choose a coutry, territory or area: Japan
  5. ログインして、パッケージを最新の状態にする。
    $ sudo apt-get update && sudo apt-get dist-upgrade
  6. 再起動する。
    $ sudo reboot
  7. VMware Tools に必要なパッケージをインストールする。
    $ sudo apt-get install build-essential linux-headers-$(uname -r) psmisc
  8. VI Web Access で [Install VMware Tools...] を選択する。
  9. VMware Tools をインストールする。
    $ mount /media/cdrom
    $ cd /tmp
    $ tar xzf /media/cdrom/VMwareTools*.gz
    $ sudo vmware-tools-distrib/vmware-install.pl -d
    $ rm -rf vmware-tools-distrib
    $ umount /media/cdrom
  10. ネットワークの設定を行う。(/etc/network/interfaces, /etc/resolv.conf)
    [/etc/network/interfaces]
    (例)
    auto eth0
    iface eth0 inet static
    address A.B.C.D
    netmask A.B.C.D
    gateway A.B.C.D
  11. 必要なパッケージのインストールや設定を行う。
    (例)
    $ sudo apt-get install openssh-server
  12. 不必要なファイルを削除し、仮想マシンを停止する。
    $ sudo apt-get --purge remove build-essential linux-headers-$(uname -r) psmisc
    $ sudo apt-get autoremove && sudo apt-get clean
    $ rm -rf /home/user/.ssh && sudo rm -rf /root/.ssh
    (/home/user や /tmp 以下で必要ないものを削除)
    $ history -c
    $ sudo shutdown -h now
  13. 仮想ディスクのデフラグ、圧縮をする。(注: 圧縮はスナップショットがあるとできない。)
    $ sudo vmware-vdiskmanager -d UbuntuJeOS.vmdk # デフラグ
    $ sudo vmware-vdiskmanager -k UbuntuJeOS.vmdk # 圧縮
  14. 仮想マシンのディレクトリをコピーする。(別のホストで仮想マシンを動作させることもできる。)

(参考)
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